2005年12月15日木曜日

東北のキリシタン殉教地をゆく




あわただしい仙台出張から先程帰宅。

昨夜遅くに仙台入りし、夜のうちに勤務先のCさんとは翌朝8時30分にホテルのフロントで待ち合わせる約束をして、今朝は7時にホテルを出発した。

目指すは広瀬川の河原にあると言う殉教地である。少なくとも普通の人に比べれば健脚とうぬぼれている私だったから、徒歩で出発した。
歩き始めてしばらく行くと、とあるビルにある気温を示す電光掲示板が-4℃を示しているのに気がついた。相当冷え込んでいるようだ。
しばらくして徒歩で行くのは無謀だと言うことに気がつき、タクシーに乗る。
西公園で降車したが、公園の敷地は広大で広瀬川の位置も定かではない。困り果てていると交番があったので尋ねてみると、意外にも近距離であった。
仙台大橋のたもとから右へ降りる階段を行くと、それはあった。 思いのほか立派な記念碑があり駆け寄って喜ぶ。
小さく祈ってから、広瀬川の河原へ降り、殉教現場である仙台大橋の下に立った。
広瀬川河畔の琵琶首刑罰場におけるキリシタン処刑は1624年2月1日から始まった。中には斬首されたものもあったが、その多くが水籠に入れられ凍死したものだった。
ロザリオの祈りの後にテゼの歌「主こそまことの救い」を謳った。

今回の私の巡礼の道しるべとなったのは高木一雄氏による「東北のキリシタン殉教地をゆく」である。

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