2014年12月2日火曜日

日赤救急法 Tウォール 西村ヒョイヒョイ 鹿島槍&五竜


AGS-Jでは消防や日赤などの救急員の認定を事前に受けていることが前提になっているようなので、有給休暇をとって手始めに日赤の基礎講習を受けた この後、別日程で救急員養成講習を二日間受講しなければならない
本日の基礎講習は15時半に終了するので、終了後にTウォール錦糸町店へ向かった

勤務先近くにアキパンがあるので時折行くし、自宅のボードでもそれなりことは出来る
しかしながら今の私に必要なのは瞬間的なパワーというよりも持久力なので10mを超える壁を持つTウォールに切り替えることにしたのである
Tウォールはボルダー課題も充実している上に一ヶ月単位のフリーパスが用意されているので好都合

ということで重い11mmのクライミングロープを担いで16時50分にTウォールに到着
さっそくハーネスをつけて、知り合いが来るのを待つ
地域的な問題から千葉岳連のメンバーは無理にしても都岳連の知り合いは来るだろうと思っていたが、不思議なことに誰も来ない・・・
仕方なくボルダー課題を20本ほど登って家路についた
一ヶ月フリーパスを購入してしまったので明日から余程のことがない限り毎日Tウォール錦糸町に通うことになるだろう


で、帰宅してみると西村さんからの封書が届いていた
土曜日の遭難対策会議で頼んでいた部品を送ってくれたのだ
その名も「西村ヒョイヒョイ」
私のホームページでも紹介したことがあるが、西村さんはアックスを自作する
そのアックスが市販品を遥かに上回る高性能を有しているのに誰もが驚嘆する
さらにアイゼンすら改造モノポイントの優れもの
そのようなアイスクライミングギアの研究開発の中で生まれた部品の一つに「西村ヒョイヒョイ」がある
これを送ってくれるようにおねだりしていたのである

さて、西村さんのアイスギアの後日談
結局のところ、西村さんは甲斐駒の黄蓮谷左俣大滝のフリーソロまで到達してしまった。
そして、これ以上の難度をアイスクライミングに求めるために彼が選らんだのは、道具を退歩させることによって難度を上げるという手法だった
アイスギアの研究開発にのめりこんで、ある地点まで到達してしまった西村さんなりの結論だというところが面白い
それが石を木の棒に縄でくくりつけた石器バイルによるバーチカルアイスのクライミングだった

結局、アイスクライミングの難度追及は道具に依存する比重が高すぎるということになって、その後仲間内ではアイスは少々下火になってしまったようだ

さて、帰宅してもう一つ気がついたことがある
息子が帰宅していたのである
大学山岳部の初冬合宿は一日早く切り上げたという
合宿の前半は雨模様で雪不足で雪訓にならず、後半は暴風雪だったという

千葉市中央区千葉港にある日赤千葉支社
心肺蘇生を中心として基礎講習が行われた
このあと更に二日間の講習を受けて完了する



これが西村ヒョイヒョイ
この写真を見る限り、いったい何のための部品なのか見当もつかないだろう
二個一組なので三セット送ってくれた
特許を出願してもよいのではないかと思うくらいだ



息子の撮影した写真に鹿島槍と五竜の一枚があった



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