2016年9月13日火曜日

習志野ビレイ講習会 栂海新道から日本海到達

習志野市山岳協会のテキスト


習志野で藤巻さんから
「9月13日にビレイ講習会を行うので都合のつく人は参加してください」との案内があったのは入院前のことだった
このような取り組みは願ってもないことだ

スポーツクライミングが普及するにつれて、スポーツクライミングからクライミングを始めるという人も多くなる
山岳クライミングを経てフリークライミングを始めた人たちは、クライミングがいつでも死と隣り合わせであることを知っているのでビレイに関してある意味真剣だが、違った意味でルーズかもしれない

スポーツクライミングにも、テニスやランニングに近い安全性が期待されているがそれはありえない
だからこそこのような講習会が必要だと思う

東京オリンピックの正式種目となったクライミングは、ますます入門者が増加するだろう
そういった意味で、各地のクライミングウォールを管理する立場のメンバーが、新しく加わった入門者に対して、このような講習会を行うのはとても意味のあることだと思う
今夜ビレイ講習会が実施されるのは知っていたが、まだ登るような状態ではない私が習志野までやってきたのは、砂田と約束していたからだ
私も砂田も足の調子がいまひとつ
二人でおとなしくしていた

さて、今日昼過ぎに息子から無事「親不知」へ下山とのメールがあった
実働11日予備4日で9月16日下山の予定だったが予備日を1日使っただけで3日早く下山してきたことになる
クライミングも素晴らしいが、山にどっぷりとつからざるをえない長期幕営縦走はさらに素晴らしいと私は思う
今回の息子たちと同じように、上高地から日本海までの大縦走を還暦を過ぎた砂田、岩崎、妻で幕営・ワンプッシュ・ノンデポ・ノンサポートで歩くことを想像するだけでわくわくする
そしてその舞台がもし、カラコルムやアンデス、アラスカの一角だったらどんなに素晴らしいことだろう
そのような日がいずれ来ますように・・・


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