2016年12月18日日曜日

気温7度が暖かく感じる印西の夜にビレイディバイスを考える

前傾壁でロープをクリップする妻


午前中は昨日の八ヶ岳で使用したギア類の整備をして、妻は衣類を洗濯
テントを干し、テントマットの補修などをして過ごした

午後から新しくしたパソコンのソフトウェアのセットアップ
SSDのパソコンは起動が抜群に早く快適
電源を入れてからWindows10のログイン画面にはいるまで35秒
さらにOSが完全に立ちあがってSSDアクセスインジケーターが完全に消灯するまで34秒
高速スタートアップを無効にしていてこの速さ
感動ものである

夕方になったので妻と印西へ出発
18時45分に松山下公園総合体育館に到着
ちょうど岩崎も到着したところで三人で体育館へ入った

挨拶として岩崎には「寒いね」とはいったものの、昨日は八ヶ岳の氷点下10度の世界で一日中アイスクライミングをしていたから実は暖かいと感じていた
体育館のメインアリーナで準備をしていると砂田もやってきた
やがて梶山さんと梓君も

今夜の印西での話題はブレーキアシスト機能がついたビレイディバイスの操作方法だった
砂田がエーデルリッドのメガジュルを、梶山さんがマムートのスマートを、それぞれ手に入れて持ってきた
Rock&Snow誌でも幾度かとりあげられたビレイディバイスだけれども、操作の不慣れが評価を左右するので、可能であれば実際に操作してみたいと思っていたから、砂田が持ってきたエーデルリッドのメガジュルをさっそく使って砂田をビレイしてみた
ブレーキアシストの原理はマムートのスマートと同様で、従来のATCに代表されるチューブ型ビレイディバイスに慣れている人にも違和感は少ないと思う
ロープをレールの中で走らせるマムートはビレイコントロールは優れているが、ロープの繰り出しはレールがあるために若干抵抗感がある
一方でメガジュルはチューブ型に近いロープ繰り出しが可能ではなかろうか
来春にはブラックダイヤモンド社から「ATC-Pilot」が発売される
原理は「メガジュル」や「スマート」と同様である

近い将来に「ブレーキアシスト付きビレイディバイス」がスタンダードになるだろう
なぜならブレーキアシスト付きビレイディバイスは人為的なミスをサポートしてくれるからだ
ロープ繰り出しやロワーダウンの操作が難しいと思うならば、それは操作を習熟して克服するべきだろう
少なくともスポーツクライミングに関しては、すべてに対して安全性が優先されるのだから

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※言うまでもないことですが、ブレーキアシスト機能を解除するとロープが一気に開放されます
ですからロワーダウンでは制御手側のロープは必ず両手で操作しなければなりません
これは「ATCに代表されるチューブ型ビレイディバイス」と同様です
今夜もロワーダウン時に左手を誘導手に残したままで右手の制動手だけで制御解除をする場面があったので、すぐさま修正を指導しましたが充分な注意が必要です

砂田

岩崎

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